診療科

呼吸器外科

採用情報

呼吸器外科 専攻医募集中
年間おおよそ350〜400例!非常に多い手術件数が特長

呼吸器内科と密に連携し、外科は手術に専念できる環境(呼吸器センター)ができています。

当科の肺がん手術は非常に症例数が豊富です!

例年、肺がんの手術症例数は160例以上で、多い年では200例を超えることもあります。当科の肺がん手術は、“完全胸腔鏡下手術”といって、肺葉切除からリンパ節郭清まで全てモニター視のみで行う手術か、“ロボット支援下(ダビンチ)手術”という、手術支援ロボットを使用しての手術のいずれかで行っています。当院で研修を行えば、この完全胸腔鏡下手術やダビンチ手術が修得できます。

専門医の資格も取得可能

呼吸器外科学会関連病院で呼吸器外科専門医の資格が取得できます。

手術は毎日(月曜~金曜)実施

手術の修得には非常に良い環境です。

採用選考について

診療科概要

全身麻酔による手術が年間おおよそ350〜400例に上る当院は、手術の腕を磨きたい方にとっては最適と言うことができるでしょう。自然気胸の手術も多くあり、あらゆる難易度の症例を経験することができます。医師個々の能力も高いことが当院の特長ですが、その分当院に集まる患者も多いので、3ヶ月で他施設の1年分の症例に接することができると言っても過言ではありません。

当院の呼吸器外科は、呼吸器外科専門医が複数いるため指導体制のレベルが高く、医療機関としても研修先としても非常に充実しています。その分、日々の診療も多いですので、体力に自信のある方、バイタリティに富む方は、特に歓迎したいところです。

呼吸器外科は、ここが東北の中心地だと思っています。東北でやって行きたいという志を持っている若い皆さん、ぜひ仙台厚生病院へ来てください!

呼吸器外科主任部長
平山 杏

診療科の特徴とアピール点

  • 肺がんに対する完全胸腔鏡下手術/ダビンチ手術実施施設です。
  • 優れた治療を行っている施設と交流を行い、技術の向上に努めています。
  • 症例数の多さを背景に、確かな手術技術が身につきます。

研修の目的

  1. 呼吸器外科専門医として、適切な外科の臨床的判断能力と問題解決能力を修得する。
  2. 手術を適切に実施できる能力を修得する。
  3. 医の倫理に配慮し、外科診療を行う上での適切な態度と習慣を身に付ける。
  4. 外科学の進歩に合わせた生涯学習を行うための方略の基本を修得する。

国民のニーズにこたえるべく、レベルの高い均質で、包括的な外科診療を実践できる専門医を養成するため、以上の4項目を到達目標として段階的に進む研修を実施する。

一般目標

外科専門医取得、更に呼吸器外科専門医取得を最大の目標とする。

呼吸器外科は専門性を要求される分野で、高レベルの技術が要求されます。当院の呼吸器外科は症例の多さでは群を抜いており、その症例数を経験することで自ずと技術が身につけられる環境です。

また、日本呼吸器外科学会専門医制度の認定施設であり、呼吸器外科専門医申請に必要なカリキュラムを満たしています。

行動目標

下記の行動目標を、積極的に自ら行うことを期待する。

  • 座学としてではなく、実地臨床症例を教師とし、体験から自己学習を促進する。
  • 外科医は可能な限り早期から、手術を経験することが大事である。

研修概要

指導医の下で、技量に応じて段階的に以下を進めて行きます。

呼吸器外科の総合的な治療計画算定の修得

  • 術前・術後管理
  • 開胸・閉胸
  • 胸腔鏡下手術/ダビンチ手術の助手
  • 肺部分切除の術者など

呼吸器外科手術手技の修得

  • 胸腔鏡下手術/ダビンチ手術の助手・術者
  • 縦隔腫瘍の助手・術者
  • 肺葉切除の助手・術者
  • 学会発表、論文作成

臨床研修医の指導およびさらなる呼吸器外科手技の修得

  • 区域切除の助手・術者
  • 縦隔リンパ節郭清を伴う肺葉切除の助手・術者
  • 気管支形成、隣接臓器合併切除の助手・術者
  • 胸腔鏡下手術/ダビンチ手術の修得
  • 胸腔鏡下縦隔腫瘍の助手・術者
  • 学会発表、論文作成

週間スケジュール

  午前 午後
ICU/病棟回診
手術
手術
病棟回診
症例検討
手術の説明
術前カンファレンス(内科・外科)
ICU/病棟回診
手術
外来
手術
病棟回診
症例検討
手術の説明
ICU/病棟回診
手術
外来
手術
病棟回診
症例検討
手術の説明
ICU/病棟回診
手術
外来
手術
病棟回診
症例検討
手術の説明
合同カンファレンス(内科・外科・病理・放射線科)
ICU/病棟回診
手術
手術
病棟回診
症例検討
手術の説明

専門医等取得関連

  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器外科学会専門医
  • 日本呼吸内視鏡学会専門医

特に、日本呼吸器外科学会専門医取得に必要なカリキュラムは十分に満たされる。

施設認定

  • 日本呼吸器外科学会専門医制度 認定施設
  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 日本胸部外科学会認定医認定制度指定施設

施設・機器

お問い合わせ
仙台厚生病院
総務部庶務課 医学教育支援室担当
〒981-0914 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1-20