PET-CT総合がん検診

PET-CT総合がん検診のご案内

ドクターインタビュー

  • 総合健診センター長遠藤 実
    幅広い知識と経験を駆使して
    部門間が協力し合いながら
    ハイレベルな臨床を提供

がん検診をお考えの方へ

がんは日本人の死亡原因の第1位で、毎年37万人もの人ががんで亡くなり、毎年新たに 5~60万人の人ががんを発症させています。がんは決して珍しい病気ではなく、誰でもかかる可能性のある身近な病気なのです。しかし一方で、がんの早期発見と最適な治療により、がんを克服する人も増えています。

がんを可能な限り早く発見すること、これががん克服への第一歩です。幸いなことに、この領域での医学の進歩はめざましく、様々な画像診断機器が開発され、がんの早期発見に役立ってきました。ひとつの検査でからだのすべてのがんを発見できる夢のような装置を私たちはまだ持っていませんが、それに近づきつつあるのがPET-CTです。

PET(ポジトロン断層撮影装置)とCT(コンピューター断層撮影装置)を組み合わせたこの装置は、一度の検査で全身を撮影し、ブドウ糖の代謝を利用してがんを見つけ出す画像診断装置です。すべてのがんを発見できるわけではありませんが、苦痛もなく簡単にできる検査で、様々な種類のがんを見つけられる優れた装置です。がんの早期発見には、このPET-CTを中心に他の検査を組み合わせた総合的ながん検診が、現在考えられる最良の選択であると考えています。

仙台厚生病院では平成18年1月に先端画像医学センターを開設し、PET-CTやMRIなどを駆使してがん検診を実施しています。

その特徴として、病院で行なう利点を活用し、消化器内視鏡センターの協力による胃カメラや全大腸内視鏡検査、また心臓センターの協力による心エコーなどの心臓検査を加えた検診コースをそろえていることが挙げられます。

高水準の機器に一流のPET読影医、そして病院としてのバックアップ体制などすべてが揃った仙台厚生病院のがん検診を自信を持ってお勧めします。

【参考】