病院について

導入医療機器のご紹介

先行販売世界1号機として2023年9月4日からCT装置の稼働を開始しました

キヤノンメディカルシステムズのフラッグシップCTである高精細ADCT Aquilion ONE /INSIGHT Edition(アクイリオン ワン / インサイト エディション)が先行販売世界1号機として当院で稼働しました。
この装置は従来の約8倍の高精細データでの画像取得を可能にした高精細CT「Aquilion Precision」と先進のAI技術によって実現した超解像画像再構成技術(超解像DLR)「PIQE(ピーク):Precise IQ Engine」により、ADCTの高精細化とさらなる被ばく低減を両立します。また、回転速度の高速化(1回転0.24秒)により高い時間分解能(撮影時間の速さ)が向上します。

より細かく鮮明に、より早く撮影することで画像が飛躍的に向上しました。


症例1:1回転0.24秒による高心拍冠動脈CT
症例1

症例2:冠動脈ステント内腔が診断可能
症例2

症例3:冠動脈の微小石灰化やプラークの視認性の向上
症例3

症例4:大動脈弁周囲の石灰化の性状の観察が可能
症例4

症例5:銀(Ag)のフィルターの使用により大幅な被ばく低減が可能
症例5

※AIDR3D  :今までの当院で心臓CTでの画像再構成

※AICE      :DLR(Deep Learning Reconstruction)を用いた画像再構成

※PIQE512 :PIQE(Precise IQ Engine)を用い512 Matrix画像再構成時

※PIQE1K   :PIQEを用い1024 Matrix画像再構成時